ペットが亡くなったらまずすべきこと
[掲載日]2023/11/16 230 -
ペットの死は深い悲しみをもたらします。まずは深呼吸をして、冷静に行動することが大切です。
かかりつけの獣医師さんに連絡し、アドバイスを受けるのも良いでしょう。ペットの死因の確認や、今後の処理方法についてアドバイスしてくれます。
STEP1.ペットの体を安置する。
1)涼しい場所に移動させましょう
直射日光や風(外気)が当たらない涼しい部屋に移動させ、ペットシートなどを敷いて、
その上に寝かせます。
2)ペットの体をキレイにしてあげましょう
目や口をやさしく閉じ、ブラッシングをしてあげたり、ガーゼや濡れタオルで汚れを拭いてあげたり、体を清潔にしてあげましょう。
3)適切な体勢にする
死後硬直が始まる前に、ペットの手足を優しく折りたたみ、丸まっているような自然な体勢にします。この時、無理に動かすと体にダメージを与える可能性があるため、慎重に行い、死後硬直が始まっているようなら、無理をしないようにしましょう。
4)ダンボールなどの箱にいれてあげる
ペットの体のサイズに合ったダンボールや容器を用意し、
ペットシートを敷いて、その上にタオルや毛布などを重ねます。
遺体から体液が出てくることがあるので、必ずペットシートは敷きましょう。
5)冷却処置をする
ペットの体は、夏場は1〜2日、冬場は2〜3日程度保存できます。
適切な温度で冷却することで、遺体の状態を保ちます。
夏場はエアコンの温度を出来るだけ低めに設定し、
保冷剤や氷、ドライアイスなどで遺体を冷やします。
特に頭やお腹まわり(腸)を中心に冷やしましょう
ただし、結露で遺体が濡れないように直接冷たいものを体に当てず、タオルや毛布などで包んで冷やすようにしてください。
また、保冷剤や氷が溶けてしまった場合には、できるだけこまめに交換してください。
STEP2.お別れ方法を決めましょう
ご遺体の安置ができたら、お別れ方法を考えましょう。
ペットとのお別れ方法は、
「土葬」または「火葬」のどちらかになります。
ペットの土葬は、ご自宅の庭などの私有地であれば問題ありませんが、
公園などの公共の場所での土葬は法律により禁止されています。
また、引っ越してしまったり、土葬をしたことにより害虫や異臭の問題が発生してしまうなどのトラブルを避け、
最近では人間(家族)と同様に火葬してあげることが一般的になっています。